美味しいメロンが育つ熊本。その理由は？

『熊本名産 甘熟赤メロン』が栽培されているのは、熊本県北部に位置する山鹿市鹿本地区。熊本県では昭和30年代からプリンスメロンの本格的な栽培がスタートし、現在では県内全域で様々な品種のメロンが生産されています。
では、なぜ熊本では美味しいメロンが育つのでしょう？その理由は、熊本の土壌と気候にあります！

①激しい寒暖差

フルーツが甘く育つためには、昼夜で大きな寒暖差があることが大切です。熊本県の気候は、夏は非常に暑く、冬は霜が降りるほど寒いという盆地特有のもの。メロンは日光を浴びて活発に光合成を行い、気温が下がる夜はエネルギーの消費を抑制します。それにより、日中蓄積された栄養が糖分に変化するのです。

②土壌の水はけが良好！

世界有数のカルデラ火山である阿蘇の外輪山を望む熊本県北部には、火山灰で形成された水はけの良い土壌が広がっています。この土壌は火山灰由来のミネラルを豊富に含んでいるだけでなく、水はけの良さも抜群なのです。

③質の良い地下水がたっぷり！

熊本といえば、豊富な地下水源も有名です。阿蘇山をはじめとした山々からミネラル豊富で美しい水が流れ出し、田畑を潤してきました。果汁を多く含むメロンは、水の質が味に大きな影響を及ぼします。そのため、熊本の水で育ったメロンは、格別な味わいになるのです。